ブラック企業による「乗っ取り詐欺」に対し、我ら最凶チームが
完全勝利した件を記事にしたよ。
書類上は「単なる業務提携」に見せかけていたが、実態は
「弁護士・司法書士・弁理士が手を組んだ一大詐欺」
であったことを解き明かし、裁判ではこれまでの判例を覆す
画期的判決を導き出すに至ったのだ。
裏に詐欺的意図があったとしても、契約書類さえ揃っていれば
その取引は「お互い合意したもの」と扱われ、泣き寝入りせざるを
得ない詐欺被害者は実は大勢いる。
今回のケースは、同様の被害に苦しんでいる方々にとって
希望を抱ける判例となると共に、法廷闘争の方法論という点
においても貴重な参照事例となることであろう。
勝訴のポイントは、
「被害者と弁護士の信頼関係」&「地道な準備」
だ。
そもそも、「面倒なことをすべて解決してほしい個人の依頼者」と、
「面倒さは変わらないのに、法人に比べて報酬面で割に合わない
些末な事件はあまり受けたくない弁護士」では利害が対立する
ものである。
昨今では、裁判になってから弁護士のもとに駆け込んでも、
「いきなり相談されても対応できない」と、門前払いを受ける
ケースもあるくらいだ。
今回は、裁判に至る前、取引相手の詐欺的意図が露見した頃
から、被害者が「断固として戦う!」という強い意志を持ち、
類似の問題に対処したことがある弁護士やリスク対策専門家
のアドバイスを受けて地道に準備をし続けていたことが勝因
であるといえる。
裁判を前にして、出廷する弁護士とは事実関係と詐欺的意図
について綿密に情報共有し、弁護士が全体像とブラック企業側
の悪意を確実に把握していたからこそ、法廷でのブラック企業側
の証言の矛盾にも逐一的確に対処でき、結果的に勝訴に至った
のである。
あの有名人気ジム、詐欺裁判で敗訴
創業者からノウハウ略取&追い出し
http://biz-journal.jp/2015/07/post_10882.html