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Channel: ドラゴンの抽斗 ブラック企業アナリスト新田龍が語る「はたらく」「しごと」「よのなか」
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長時間労働は当たり前?いや、海外の反応が普通だ

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東京でサラリーマン生活を送っている外国人男性が、
週80時間の働きぶりをyoutubeに公開。
http://labaq.com/archives/51845664.html

海外掲示板では至極真っ当な反応だが、日本ではこの
「真っ当な反応」がニュースになるという実態。

どう考えてもおかしい「長時間労働が当然」という空気は
変えなければならない。
でも「労働時間よりも成果で評価しよう」というと、
「残業代ゼロ法案だ!」とか騒がれるし。

労働問題を扱うのはセンシティブで難しいなあ。

(ちなみに例の「新たな労働時間制度」は「希望しない人には
 適用しない」ことが前提で議論されてるので、脊髄反射的に
 騒いでる人たちは厚労省の資料をよく読もうね)

<以下海外の反応>
●クレイジーなほど会社を保険にしているんだよ。サラリーマン
 でいるということは、会社が人生のほとんどを面倒みてくれる
 ということ。

●自分の会社の半分は日本に支店がある。そしてみんな1日に
 10~18時間働いている。だが驚くのはあんまり仕事ははかどって
 いないこと。労働時間そのものが目的のような感じだ。
 そしてドイツ支店ではまるで反対だ。仕事は好きな時間に
 しているが、でもこなす量は多い。

●アメリカにある日本企業で働いている。そして日本人たちは
 こんな風にクレイジーなほど働いているよ。
 サラリーマンと働いて自分が学んだことは、

 1.彼らは常に睡眠不足で、自分のデスクや会議中に居眠り
  するのは珍しいことではない。
 2.彼らの睡眠不足が頻繁に失敗、悪い決断、明らかなミスを
  連続して引き起こしている。そしてこれがさらに長時間勤務と
  遅れを引き起こしている。
 3.長時間勤務への願望が、何をするのも難しくさせる。
  前の雇用者と少ない人数で18か月でできたものを、4年かけて
  終わらせるということになる。
 4.ほとんどの人はアル中ぎりぎりである。長時間働いたあと
  グループで飲みに行く。最後に日本人の同僚と飲みに行った
  とき、自分の1杯に対して3杯ずつ飲んでいて、終わりごろには
  1人がテーブルに吐いていた。2人はタクシーで帰らなければ
  いけなくて、残りの人たちは車で寝ていた。
 5.欧米のようにキャリアの途中で転職することがないので、
  新しいアイデアや進行が遅い、あるいは全くない。
  「盲人が盲人を導く」といった長期雇用ならではの傾向が
  見られ、新しい従業員への教えに悪影響が出ている。
  これは会社で使用しているCADソフトでも明らかで、うちの
  会社で最善の方法がよその会社でするとクビになる。
 6.仕事の「時間」は仕事の「質」よりも褒められる。
  アメリカ人が4時間で正しく終えた作業より、日本人が12時間
  かけて終えた同じ作業のほうが褒められ、アメリカ人は怠け者
  だということになる。

●仕事への倫理感はすごいよ。誰も会社から最初に帰宅した
 がらない。そんなのは外国人ではありえない。
↑有給も20日ほど与えられているが、ほとんどの人は取らないね。
 うちのいとこは日本に住んでいて有給を取るんだが、妻も一緒
 にとって旅行している。取る理由に変な言い訳をしているんだ。
 「フランス人だから」と。日本人と仕事の関係はとても奇妙。

http://labaq.com/archives/51845664.html

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