クラウドファンディングプロジェクト中につき、活動報告を更新。
旭化成ケミカルズさまの安全大会にお招き頂き、
「リーダーのための『伝わるコミュニケーション』と
『チームビルディング』」
についてお話してきた。
本社管理部門や全国拠点におけるリーダー以上の皆さま300名超
にお集まり頂き、
「年齢差が大きかったり、共通の話題がなかったりしても、
コミュニケーションを円滑に進め、安全な職場環境を
もたらす方法」
について、ワークを交えながら解説するという内容であった。
「業績が芳しくない部下を叱責する上司」は大勢いるが、
「部下の行動や言動を分析し、『何ができてないのか?』
『それはなぜなのか?』といった肝心な点を具体的に把握し、
それを踏まえたアドバイスができている上司」は少ないものだ。
たとえば、私の新入社員時代。
やる気には満ち溢れていて、「アポがとれている顧客への訪問」
以降の商談には自信があったものの、どうしても「テレアポ」だけ
は苦手であった。
したがって、営業の「成約率」は高かったのに、アポ数が少ない
ため、最終的な「売上数字」としては振るわなかったのだ。
数値としては芳しくない私の業績をみて、当時の上司は私を
「やる気が足りない!」と叱咤したのだが、私は大いに不本意で
あった。
なぜなら、「やる気」はあるのだ。「テレアポが苦手」というボトル
ネックさえクリアになれば、業績をあげられる自負はあったわけ
なのだから。
このように、振るわない結果だけをみて「やる気がない!」などと
言ってしまうケース、皆さんにもお心当たりはないだろうか。
「営業」であれば、仕事の流れとして「見込み客探し」「訪問計画」
「テレアポの内容」「初回訪問」「関係構築」「ヒアリング」
「キーマン探し」「提案」「クロージング」…など様々な段階がある。
部下の様子を観察し、できていない点を分析して解決に導くこと
こそ、本来の上司の役割であるはずだし、そのために高い給与
を得ているはずである。
ご参加くださったのはリーダーというより、社長や役員など
トップマネジメントの方が多めだったが、
「『聞いたことがある…』などと思って分かったつもりにならず、
『実際にできているのか?』『いつもやっているのか?』と
自問してください」
とお伝えしてきた。
職場に持ち帰ってできるワーク方法なども解説したので、
少しでも実践して頂けていれば嬉しい限りである。
クラウドファンディングの【シューティングスター】
旭化成ケミカルズで講演!
http://shootingstar.jp/project_report/782