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オリラジ藤森P居酒屋運営企業へ2億円損害賠償請求 食中毒事件多発、組織的問題点の告発相次ぐ(4)

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ここで、筆者が被害者から直接話を聞いた、川中商事の火災事故
について紹介しよう。

【事件概要】 

川中商事経営の居酒屋「さくらさくら 新小岩店」において火災が
発生。消し止められたものの、同じビル内に入居するパチンコ店
が水浸しとなり、遊技台・設備諸々が使用不能となった事件が
あった。

被害総額は2億円超。捜査の結果、同社従業員による火の
不始末が原因として当該従業員は逮捕されるが、証拠不十分で
不起訴となった。

同社は被害を受けた他のテナントに対して謝罪は行ったものの、
「業務時間外の火災だから関係ない」と強弁し、一切の金銭的
補償をしていない。


【火災発生以降の経緯】 

12 年3 月25 日(日)午前5 時56分。火災報知機が発報した。
出火元は新小岩駅前の雑居ビル3Fで川中商事が経営する
居酒屋「さくらさくら」であった。

迅速な消火活動により延焼は免れたものの、階下にある
パチンコ店は水浸しとなり、遊技台、設備、内装が使用不能
となってしまった。また同ビル4 階にある事務所も、火災の
焦げ臭により2 週間以上使用不能となった。

翌日、同社の関東営業部エリアマネジャーより謝罪の電話が
入り、「ご迷惑をお掛けした、改めてお詫びしたい」との内容が
伝えられた。

その翌月、被害を受けたパチンコ店を経営するA社本社に、
川中商事の取締役と、「さくらさくら」を運営している子会社の
社長が訪れて謝罪した。

しかし、火災原因や捜査の状況といった情報はほとんど説明
されなかったこともあり、A社側から「詫びるなら(川中商事の)
社長が来るべきだ」と伝えた。そしてその翌週になって、川中
商事の代表取締役である川中和幸氏らが訪れてきた。

謝罪来訪であったが、その時に同社側から伝えられたのは
次の内容であった。

・弊社(川中商事)店舗が火災発生場所になっているが、
 原因は調査中で、第三者による放火の可能性も否定
 できない
・弊社も今回の火災で多大な被害を受けた。損害保険適用
 が受けられるかどうかは、火災原因の結果次第
・弊社としては、現時点では法的責任を負うつもりはない 


さらにその翌月、同社代理人の弁護士から「通知」が届いたが、
内容は社長訪問時に伝えられたものと同じであった。

~つづく~

オリラジ藤森P居酒屋運営企業へ2億円損害賠償請求 
食中毒事件多発、組織的問題点の告発相次ぐ

http://biz-journal.jp/2014/11/post_6494.html 


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