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Channel: ドラゴンの抽斗 ブラック企業アナリスト新田龍が語る「はたらく」「しごと」「よのなか」
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「初対面の3分で誰とでも仲良くなれる本」 文庫化!

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私の著書中もっともグローバルに売れている
「初対面の3分で誰とでも仲良くなれる本」
が文庫化
となった。

このような形で著書が再度日の目を見るのは嬉しい限りだ。

ご存じの方はご存じのとおり、私は人の目もロクに見られない
ような人見知りで、話をしても要領を得ない、いわば「コミュ障」
であった。

そんな中「デキるビジネスパーソン」たちを観察していて
気づいたのは、彼らは皆「聴き上手」であり、
「話題」や「できごと」よりも、「話し手の感情」や
「気持ちの動き」をくんで会話している

ということだ。

「これなら、話術やアウトプットに自信がない自分でも
 できる!」
「ムリヤリ話をつなげようと努力しなくてもいいんだ!」

と開眼した私は、とにかく「目の前の相手の気持ち」に
フォーカスすることだけに注力した。

「何に注意し、どう反応したら相手は心地いいのか?」
というポイントを追求して会話していった結果、私は本書の
タイトル通り初対面で誰とでも仲良くなれる自信がつき、
その後もいい関係を築けるようになり、確実に人生が変わった。

本書にはそのメソッドが詰まっているが、決して難度の高い
スキルを要求するものではない。テクニックというよりも、
コミュ障であった私でもできた「普段からの姿勢」とか
「心構え」
といったものである。

まだの方はぜひご一読頂き、効果をぜひ実感してほしいと
考えている。

ちなみに本書は現在、中国、台湾、韓国、タイで翻訳出版
されている
。執筆中は「いかにも日本的な配慮だな…」と
思いながら書いていたところもあったのだが、ここまでの
反響を見る限り、グローバルで通用するスタンスなのだと
確信を深めているところだ。

明日4月27日の発売なので、宜しければお手に取って頂きたい。
で、そのままレジに直行頂きたいww

「初対面の3分で誰とでも仲良くなれる本」(文庫版)


http://amzn.to/Y7xQVS

J-CASTにて連載「ブラック企業に負けない働き方」スタート!

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J-CASTさんで連載「ブラック企業に負けない働き方」
スタート!


自民党から「ブラック企業名公表」の動きが出たり、
ブラックと目される企業のトップが「我々はブラックではない」
と主張するなど、ブラック企業周りが盛り上がっている。

そんな中、ブラック企業とその被害者双方に接点をもつ私としては、
「はたらく人たちのブラック企業リテラシーを高める」
ことにフォーカスしていきたい。

ブラック企業ライターの恵比寿半蔵氏は、
「日本の社会って、どこで線を引くかという議論は好きだけど、
 実際に線を引く人(決断する人)はいない」
とおっしゃっていた。まさにその通りだ。

ブラック企業問題もこの例にもれず、「何がブラックなのか?」
という定義が曖昧なまま各自が主観で論じてしまうため、
いつもねじれた議論になってしまう。


私が2009年にはじめて「ブラック企業アナリスト」を名乗った
ときは、まさにその「実際に線を引く」ことからスタートした。

「違法行為やハラスメントを平気でおこなう会社が
 『真性ブラック企業』」
だ。

その中には「就職人気ランキング」上位の大手企業もあれば、
零細企業もある。いずれにせよ、そこで働く立場の弱い人が
存在していて、違法行為がロクに取り締まられていない
という事実に思いを馳せるべき
なのだ。

これから、真正ブラック企業で起きているさまざまな事件を基に、
はたらく側の我々が知っておかねばならない労働市場のルール
や法律、違法状態への対処法などをお伝えしていき、議論の
土台ができたところで、労働行政への提言へと進めていく。

ブラック企業論者の皆さんも論点や切り口は違えど、
最終的には労働法や労働行政の抜本的な見直しを
促している点では共通しているのだから。

【J-CAST会社ウォッチ】
ブラック企業に負けない働き方」

http://www.j-cast.com/kaisha/2013/04/30174157.html

なんか、「POSSE」とかいう団体から噛みつかれたんだが。

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なんか若者の労働問題に取り組んでる「POSSE」とかいう団体があって、
以前対談とかイベント登壇のお誘いを頂いてたのだが、多忙のため
そのままにしていたのだ。

そしたら、そんな経緯もお忘れになったのか、先方の編集長とかいう
人物から私の「J-CAST」の記事
「『ブラック企業を何とかして』という悲鳴に耳を塞いでいいのか」

http://www.j-cast.com/kaisha/2013/04/30174157.html
にツイッターでご意見を賜った。以下転載。

===================================
「違法でないものを、ブラックというのは難しい」(自称ブラック企業アナリスト)
だあ?長時間労働や過労死はどうでもいいってことじゃん。
自民党だってそこまで問題にしようとしてたのに。ブラック企業を単に
「違法行為をする会社」としてしか捉えられない論者に、ブラック企業対策を
語る資格はないんじゃないか。ユニクロだってワタミだって違法行為なしに
若者を使い捨ててるんだから。自民党だって「若者の『使い捨て』が
疑われる企業」を問題化しようとしてたんだしさ。
===================================

・・・記事よく読めよ。

「長時間労働や過労死はどうでもいい」など、どこにも書いてない。
むしろ、違法な状況が野放しにされていることが問題だと主張している。
また、私としては「違法行為が問題」として、何が違法なのか具体的に
例示して説明しているのだが、先方は「若者の使い捨て」といった
情緒的な表現を使い、「線引き」の差異をあげつらっているだけだ。
何ら生産的な議論にならない。

なぜか私は、その編集長とかいう人物のメルアドを知っていたので、
次のようなメールをお送りしておいた。

===================================
私自身はご批判を頂くことに慣れておりますので、坂倉さまからの
ツイート自体は何ら気にしているわけではありません。 

ただ、せっかく世間的にブラック企業に関する議論の土台ができつつ
あるタイミングで、「ブラック企業問題をなんとか解決したい」と意志を
もって活動している者同士が、切り口の差異から「内輪もめ」とか
「足の引っ張り合い」的な様相を呈してしまうのはいかにも愚かしい
ことと考えております。


私の認識では、城氏や常見氏、水牛氏なども切り口は違えど、今の
労働行政や法体系を実情に合わせて改善すべきと主張されており、
ゴールとしては私も同様に捉えております。 

単なる「線引き」をとやかく言い合うのではなく、まずは線を引いて
しまった上で、いかに改善できるかを前向きに議論していけることを
願っております。
===================================

あ、名前出しちゃった。

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佐川急便はブラックor優良?手厚い福利厚生&待遇、 体育会系ハードワーク…

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お陰様で、執筆記事
「佐川急便はブラックor優良?手厚い福利厚生&待遇、
 体育会系ハードワーク…」

Yahoo!ニュースの経済アクセスランキングでトップに

私自身が就活生だった15年前、同社のイメージはあまり
明るいものではなかった。しかし今や、「社員が佐川急便を
選んだ理由」1位は「一流企業・大企業だから」


福利厚生も充実しており出産一時金や医療費の支給、
育英年金、グループ生命共済、退職金制度、財産形成預金、
海外研修など多彩なメニューが揃っている。

またドライバーやコールセンターの品質向上に力を入れており、
全国トラック協会主催のドライバーコンテストはほぼ佐川急便の
ドライバーが受賞を独占している。

確かに、同社の労働環境は以前よりは多少良くなったと
言われるものの、一般的な基準から考えたらまだまだ厳しい
朝は6時半くらいから出勤し、1日で100個近くの荷物を配り、
同じく100個近くの荷物を集める。営業所に戻ってくるのは
大体20時~21時だ。そして、社風は上下関係が厳しい
体育会系


以前はセールスドライバー(SD)になれば60~70万円と
言われた月給も、2008年の改訂以降はベースが下がった。
それでも、SDとして普通に勤務していれば40万円程度
得られるようだ。

そのような前提を認識したうえで、求めたいことが明確な人
にとってはいい会社といえるかもしれない。

【Yahoo!ニュース】

「佐川急便はブラックor優良?手厚い福利厚生&待遇、
 体育会系ハードワーク…」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130428-00010004-bjournal-bus_all
【元記事 ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2013/04/post_2004.html

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業界トップ企業に共通する「3つのメンタリティ」

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私が今まで直接関わってきた企業の中で、間違いなく5本の指に入る
「社員がモチベーションとやる気に満ち溢れた会社」について再度書こう。
ご縁あって数回研修機会を頂いた、売上高150億円、社員数500名ほどの
会社だ。

前回書いたときの話題は、
「雪で交通機関が麻痺した日の研修なのに、受講者40名は
 誰ひとり遅刻なし」
「それも全員自由参加で、シフト上の休日を使って研修を受けに来る」
「受講姿勢も全員前向きで熱心」
「現場のマネジャークラス対象の研修なのに、毎回常に経営陣も参加」
「現場社員まで理念が浸透」


…といったもので、私はそれだけでも感銘を受けていた。

今回、同社の経営陣の方々からじっくりお話を伺う機会があり、
同社がこうある理由について私なりの確信を持ったのである。

それは、同社は「業界トップ企業と同じメンタリティを持っている」
ということだ。

ちなみに、同社が属している業界はいわばレッドオーシャンであり、
世間的には不人気な職種とさえいえる。
その中における同社規模も、決してトップクラスではない。
しかし、同社の持っている「マインド」や「視点」は明らかに
トップ企業のものであった。

ではそもそも、「業界トップ企業のマインドや視点」とはどのようなものか? 
業界、規模、社歴などが違えども、トップ企業が共通して持っているのは

『圧倒的な危機感』
『ブレない判断基準』
『高い視点』

であると考えている。

・『危機感』について
業界トップ企業はトップに位置しながら、全然慢心していない。
それどころか、「2位以下になるのは死」くらいの危機感を持っている。
「自分たちが市場を開拓し続けていかねばならない」という
強い意志
と、
「トップを維持する不断の努力」が当たり前という
レベル
なのだ。
一流のアスリートが一流の所以は、
「そもそもデキる人が、なおかつ本気で努力する」
からだと言われるが、それと同じものを感じる。

・『判断基準』について
たとえ一時的には利益と相反しようとも、拠るべき確固とした
判断基準があれば、社員は迷うことなく行動できる

その基準は「ミッション」「バリュー」「クレド」などで表現されるが、
より現場に浸透しているほど、その組織はより自律的に判断して
動けることになるだろう。

・『高い視点』について
業界2位以下の企業なら、まずはトップ企業に追い付くことが
ベンチマークになる。しかしトップ企業は、「自分たちの業界の発展」
という視点で考えている
のだ。

「常にハイレベルなサービスを提供できなければならない」
⇒業界のサービスレベルの基準になるから。
「常に魅力的な組織でなくてはならない」
⇒人や組織に魅力があれば優秀な人材が入り、
 業界全体の魅力向上に繋がるから。 

いずれも、自分たちが業界全体のクオリティを担保しなければ
ならない、という強い責任感
が基となった考え方だ。


同社においても、この種のエピソードには事欠かなかった。

・中途入社歓迎会を途中で退出した高齢の社長を送り届けよう
とした役員が、件の社長から
「誰を見て仕事してるんだ!今日の主役は入ってくれた社員だ!
 俺に構わず早く歓迎会に戻れ!」
と叱責された

・新規エリアへの出店に伴い、自社運営の託児所開設を打診
したところ、社長は
「ウチだけじゃなくて、同じエリアに出店してる他社の社員さんも
 使えるようにするならいいよ」
と回答した

…などなど。
経営者がブレない高い視点をもって日々判断と行動をしている
からこそ、それが社員へと伝播し、理念の浸透に繋がっている
のだと確信できた次第だ。

「トップの地位がこのメンタリティを創る」とも考えられるが、
「このメンタリティがあるからこそトップになり得る」ともいえる。

そしてこの構図は「組織全体」という文脈のみならず、
「個人のキャリア」についても充分当てはまるといえるだろう。


珠洲商工会議所様にて「ブラック企業のリーダーシップ」について講演

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能登半島の突端、珠洲市の商工会議所様から招聘頂き、
講演してきた。

テーマは
「ブラック企業での経験から語る
 ~組織力とリーダーシップの必要性と課題~」

だ。

ブラック企業を礼賛するわけではもちろんなく、
「劣悪な労働環境なのに、従業員たちがモチベーション高く
 頑張れている会社はどんな配慮、工夫をしているのか」

という命題に対して、様々な事例から共通点を解き明かす
内容である。

結論から言うと、
「強力なリーダーシップが存在」し、
「仕事に意義を感じられる」ように
意図的なコミュニケーションをとっている組織はおしなべて
メンバーのモチベーションが高い。


そのために経営者やリーダーができることについて、
具体的な取り組み成功事例を共有させて頂いた。
お陰様でご好評を頂け、嬉しい限りだ。


せっかく能登半島に来たので、講演翌日を半日オフに。

輪島朝市に赴き、豪勢な「能登海鮮丼」を頂き、

 歴史オタクなら必須の「時国家」を訪れ、

世界農業遺産の象徴「千枚田」を眺め、

かつての曹洞宗大本山「總持寺祖院」に参拝してきた。

今、羽田に戻ってきたところだ。 


6月1日(土)の朝活セミナーは鴨頭嘉人氏との対談!

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毎回ご好評を頂いている朝活セミナー
今回は炎の講演家、鴨頭嘉人氏をお招きする。

まさに存在自体が情熱的な、私が勝手に兄貴分と慕っている人物だ。

氏はマクドナルドで「ダメアルバイト」→「ダメ店長」からキャリアをスタートし、
最終的に25年の社歴の中で国内外の賞を全て受賞し、日本中の
マクドナルドの頂点に立った伝説
を持つ。

サービス業、特に飲食業はどうしてもその労働環境から「ブラック」という
イメージを持たれやすい。しかし氏は25年の実体験からサービス業の
素晴らしさに開眼し、同業に従事する人が働きながら

「本当に自分には価値がある」
「なんて素晴らしい仕事をさせてもらってるんだ」
「嬉しい、ありがたい」


と思える社会を作るために本気で活動しているのだ。

氏の講演から「リーダーシップのポイント」や「ビジネスパーソンとしての
心構え」を得られるのはもちろんなのだが、いつ何度聴いても心を
動かされ、涙する。ぜひ皆さまにもこの感動を共有したい
と考えている。

セミナー終了後は講師とのランチ会ももちろん開催。
少人数で語り合える貴重な機会なので、週末の朝を有効に活用されたい
方にはぜひお越し頂きたい。 

6月1日(土)の9時~11時、渋谷にて。
ランチ会はその後近隣で引き続きおこなう。
お申し込みはこちらから。
https://www.facebook.com/events/120463028154047/



【ドラゴンの泉源】
新田 龍 の あなたに伝えたい大切なこと 第八弾
■サービスハピネスクリエーター 鴨頭 嘉人氏 との対談■
人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった


<<鴨頭 嘉人 氏 のご紹介>>
サービスハピネスクリエーター 鴨頭 嘉人 氏
日本マクドナルド(株)でアルバイト4年、社員21年。
25年間サービス業の現場で数々の業績と感動体験を積み上げる。
お客様満足度日本一、従業員満足度日本一、セールス伸び率日本一
を獲得し最優秀店長で表彰される。その後も最優秀コンサルタント、
米国プレジデントアワード、米国サークルオブエクセレンスと
国内のみならずワールドワイドの表彰も全て受賞する功績を残す。

サービス業で世界中の人を幸せに!!
誰かを幸せにする事が存在価値である『天使の仕事サービス業』。
その素晴らしい価値を共有し、世界中の人を幸せにすることに
生涯をかける炎の男。

2010年9月23日に現在のハッピーマイレージカンパニーを創立。
現在は世の中のサービスパーソンを元気にする活動“Happy Mileage”
を推進する傍らで、講演家で全国での講演活動を精力的に行なっている。

マクドナルドでの実体験に基づく著書
『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった』
を出版し、発売初日にAmazonビシネス書ランキング1位を獲得。
初版1万部であったが、発売2日目には増版が決定。現在も好評発売中。


■【開催日時】------------------------------------
6月1日(土) 9:00~11:00 (開場:8:40~)

■【開催場所】------------------------------------
株式会社サイゾー イベントスペース
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア4F
地図: http://g.co/maps/evv77

■【参加人数】------------------------------------
35名様限定

■【ランチ会参加について】--------------------------
参加者限定 先着15名様
(ランチ代が上記参加費とは別に必要となりますのでご注意下さい)

お申し込みはこちらから。
https://www.facebook.com/events/120463028154047/


ブラック企業の代名詞(?)光通信、なぜ社員から評判良い? 実力主義、高待遇…

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お陰様で、執筆記事
「ブラック企業の代名詞(?)光通信、なぜ社員から評判良い? 
 実力主義、高待遇…」
がYahoo!ニュースほか、エキサイト、インフォシークなどで拡散中だ。

2000年あたりのイケイケ営業会社時代を知っている人にとっては、
今の同社はだいぶ違った形になっていると思われるかもしれない。

当時からさんざんブラックと揶揄されてきただけあって(?)、
今の若手は同社の厳しさを充分覚悟して入った人が多い
印象であった。
とくに年功によらない、完全実力主義であるがゆえの
「フラットな組織」への評価が高いようだ。

実際、内部からは次のような声が聴かれた。

「結果のみで判断されるため、非常にフラットで気楽。
 人情にも厚く、不調の際も必ず誰かがフォローしてくれる」
「出産や育児を経ても働ける組織。
 性別関係なく成果で評価される」


同社での経験が糧であったと実感できるのは、他社に転職
する際であろう。「営業として成果を上げる」というマインドが
叩き込まれているので、同社で実績を上げた人は労働市場
での評価が高い。


実際、別の会社に営業職として移っていった人は、このように
述べていた。

「光通信にいたことを評価してもらえたとき、あの会社で
 よかったと思えました。自分では立てないような高い目標を、
 半ば強制的に負わされる経験を経て、自らより高い目標を
 目指して実績をつくっていくという主体性が芽生えました。
 (筆者補足:同社に勤務したとしても)最初の壁で挫折して
 しまう人がほとんどだと思いますが、その経験も外部から
 したらかなり貴重なものなので、短期で離職した方も、その
 経験を前向きに捉えられるといいですね」


【Yahoo!ニュース記事】
「ブラック企業の代名詞(?)光通信、なぜ社員から評判良い? 
 実力主義、高待遇…」

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130520-00010000-biz_bj-nb

【元記事】(ビジネスジャーナル)
http://biz-journal.jp/2013/05/post_2135.html


労働基準監督署にうまく動いてもらうための3つのポイント

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テレビや本の世界では、ブラック企業のやり方に我慢できず、
「労基署に駆け込んでやる!」と毒づく場面が出てくる。
しかし残念ながらブラック企業の経営者たちは、労基署の腰が重いことを
知っており、あまり恐れていないのが実態だ。


労基署が思ったように動いてくれないのは、労働者側の使い方にも
問題がある。彼らの役割を正しく理解し、彼らにうまく動いてもらうための
ポイントを突くことが大切なのだ。

「労基法違反」を取り締まる役目と理解しよう

労働基準監督署は労働基準法に規定された官庁であり、
その中では労働基準監督官が働いている。
彼らは労基法違反についての逮捕権を持った司法警察職員だ。 

労基署の動きが鈍いという声はよく聞かれるが、実は彼らに効果的に
動いてもらうためには、これから述べる「3つのポイント」を押さえて
おかねばならない。

ひとつめは、労基署には「労働基準法上の違法行為」を申告すべき
ということだ。
 

監督官はあくまでも労働基準法(最低賃金法や労働安全衛生法
などを含む)の番人として事業所を取り締まることが仕事で、
介入権限もその範囲に限られる。

強制力を持つということは、それなりに慎重な対応が求められる、
ということでもある。
   
労基署には警察と同様に「民事不介入」の原則があり、会社や経営者
などとトラブルになった個人の救済については、

「社長ともっとじっくり話し合ったら…」
とか
「裁判で訴えたらどうですか」

などと助言されることもある。

こういう反応に対し「労基署は労働者の利益を守ってくれないのか!」
と憤慨し、冷たい対応をされたと批判する人もいる。
   

しかし労基署はあくまで「労基法違反の取締り」が仕事であり、
残念ながら「労働者のお悩み相談所」ではない。

事業所内で起こったことであっても、暴行などの刑法違反が明らかな
ものについては、警察に訴えた方が早道なのは言うまでもない。
労働審判など別の手段で解決した方がよい問題もある。

 2つめのポイントも、これと密接な関係があるが、労基署には
「違法行為の証拠を持って垂れ込もう」ということだ。

違法行為が確認できる資料もないままに臨検(立ち入り調査)すれば、
立ち入った会社から「事業活動が阻害された」などと批判を浴びる
おそれもある。
   

特に個々の会社の内情やそれまでの経緯によって判断が難しい
「名ばかり管理職」や「不当解雇」といった問題は、労基署での解決は
困難と考えてよい
だろう。 
裁判より簡易な手続きで個別労働紛争を
解決する労働審判の利用などをお勧めしたい。
   

逆に監督官が得意な分野は「賃金不払い」で、証拠があれば対応も
早い。
タイムカードや給与明細書、就業規則、業務日報、業務指示の
メール、経営者や上司との会話録音などを揃えて、ぜひ労基署に
情報提供してもらいたい。
   

なお、証拠を重視する労基署では、「匿名の情報提供」よりも
「氏名と連絡先を明らかにした告発」が優先的に対応される。

匿名メールを受け付ける体制もあるが、その場合も信憑性が
感じられるもので、かつ悪質なものから対応することになる。
   

3つ目のポイントは、緊急度や重要度の高い問題であることを
アピールすること
だ。

逆に言うと、個人的に腹に据えかねることでも、違法行為の度合いが
悪質でなかったり、緊急対応が必要でなかったりするものには、
なかなか着手してもらえないと考えた方がいい。

「労基署は怠慢」と言いたい気持ちも分かるが、
理由は簡単で、
労基署が抱えている案件が多すぎるためだ。

彼らはひとつの案件を抱えるたびに、それにまつわる監督、指導、
臨検、逮捕など、非常に多くの「やらねばならないこと」が出てくる。
必然的に案件を抱えること自体に慎重にならざるを得ないのだ。
 

 限られたリソースで案件にあたるためには、当然ながら優先順位を
つけなければならない。したがって、すべての案件にただちに時間を
割いて対応する、というのはなかなか難しい。
   

ブラック企業にまつわる議論にはしばしば、
「労基署の怠慢がブラック企業をのさばらせている原因だ」
という批判が出てくる。気持ちは分からなくもないが、まずはこのような
現状であることを理解してから話を進めていきたいものだ。
   

これを解決するためには労基署職員の数を増やすのが
手っ取り早いのだが、なにぶんこのご時勢、公務員を大幅に
増やすことは難しいだろう。
   

民事上の問題では動いてくれないが、あらかじめ監督官が得意な
労基法上の問題に絞込み、できるだけ証拠をそろえれば、緊急度、
重要度の高いものであれば労基署だって動く。

そんな特徴を正しく理解して活用したいものだ。


【J-CAST記事】
「労働基準監督署にうまく動いてもらうための3つのポイント」
http://www.j-cast.com/kaisha/2013/05/23175638.html

育児できる男は仕事もできる!

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育児と仕事の両立は可能だ。
というより、むしろ
「育児できる男は仕事もできる人が多い」
というのが、厚労省「イクメンプロジェクト」でイクメンのパパ友と
ご一緒して感じる率直な印象である。

育児経験を持つことで、「仕事にいい形で反映するポイント」
があるのだ。具体的には次のとおり。

(1)対人コミュニケーションのトレーニングになる
子育ては部下育てと共通点が多い。
「相手の話をしっかり聴く」、「自らは手を出さずに見守る」、
さらには「褒めて育てる」、兄弟がいたら片方を叱るときは必ず
「1人にして叱る」など、会社組織内でのコミュニケーションや
マネジメントにも活かせる場面によく直面する。
子供は反応があからさまなので、知らないうちにトレーニング
できることになるのだ。
実際、人材育成の評価がいつも低かった人が、育休明けから
マネジメントが変化し、部下が成長することで本人も早く帰れる
ようになり、結果的に評価も上がった
、などという事例もある。

(2)効率的に仕事ができるようになる
保育所のお迎え時間が決まっている場合や短時間勤務なら、
どうしても残業ナシで帰らねばならない。
「時間がない」という制約条件の中でいかに効率的に
成果を出すか、日々試される
ことになる。
必然的にダラダラする余裕はなくなり、常に集中しなければ
ならない。イメージとしては
「台風が来るから早く帰れ。
 でも今日の分の仕事は終わらせておけ」
という状況が毎日続くようなものだ。
ただ、やってみれば意外と時間は捻出でき、
いかに普段の仕事にムダが多いか、「残業が当たり前文化」
に毒されているかに気づく
だろう。

(3)本当の意味で「チームワーク」が求められる

育児も仕事も同じで、ひとりで抱え込んでいてはできない。
周囲の理解と協力が必要だし、そのためには
「今日は16時に帰るので決済はそれまでに、メール対応は
 その後でもできる」
などと情報共有し、起こりうるリスク要因は先に伝えておかねば
ならない。
また、自分から積極的に周囲に関わり、「困ったときは
お互い様」というマインドで接すれば、ママ友から
「お迎えが遅くなるときはみといてあげるよ」と言ってもらえる
など、思ったよりも周囲が味方になり、助けてくれることも多い。

ただ当然ながら、育児が免罪符になるわけではなく、
自分自身が組織内で価値を発揮していることが大前提だ。
ワーク・ライフ・バランスは「勝ち取るもの」であり、
残念ながら待っているだけで受けられるものではない。


「イクメン」とか「男が育休」とかいうと、「出世競争から降りるヤツ」
みたいに捉えられてしまう向きがあるが、そんなことはない。

むしろ私の周囲のイクメンたちは、時間がない中で成果を
出せ、リスク管理ができ、コミュニケーション力に秀でた
「デキる人」ばかりだ。
育児機会を持てる人は、ぜひ有効に
活かしてほしいと願っている。

写真は先日厚労省にイクメン代表の一人として呼ばれ、
田村大臣、とかしき政務官と懇談したときのもの。
引き続きこちらの切り口からも、働きやすい社会を実現すべく
献策していく。


「ブラック企業論」、炎上するとき/しないとき

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仕事柄、普段からいろんな論者のブラック企業論に目を通して
いるが、今週はなかなか印象的だった。

月曜に「ニコニコニュース」に載った
「『使い捨て』の何が悪いのか 覚悟を持って働く若者もいる」
という記事(http://news.nicovideo.jp/watch/nw619637)と、木曜に
公開された元インテリジェンス社長、鎌田和彦氏のブログ記事
「黒色」
http://ameblo.jp/intelligence/entry-11540967927.html)。

いずれもブラック企業について論じたもので、ほぼ同じような趣旨
の内容である。

私自身もこの論調に賛成なのだが、読者の反応が面白い。
ニコニコニュースのほうは大炎上し、鎌田氏ブログは
強く支持されている
のだ。

ちなみに、主張の趣旨として共通するのは次の4点。


・社員の使い捨てとか、違法な行為はもちろんダメ
・ただ「会社の成長」や「個人の能力向上」を望むなら、
 厳しい職場環境を覚悟しなければならない
・それがイヤなら辞めればよい。その自由もあるはずだ
・「長時間労働」=「ブラック」=「悪」と批判している人は、
 「努力」=「搾取」と捉えている短絡的な考えである


【鎌田氏ブログへの反応】
・強く共感
・知りもしない人や会社を非難する人の心理は、
 ほとんどが妬み、嫉妬だと思う
・全面的に同意!
・一時代を築いた経営者は、やはり優秀な方が多いですよね!!


【ニコニコニュースへの反応】
・クソみてぇな記事だな
・ブラック肯定とか恨まれそうな記事かいてんなー
・この記事書いた記者フルボッコwww 馬鹿なこと書くと
 叩かれるいい見本。 ユニクロと一緒に死ねばいいと思うよ
・内容のほとんどがこの記者の妄想。読む価値なし


…ニコニコニュースの記者かわいそう…
(「実は書いたの私です」というオチなら面白かったのだが、
 あいにくそうではない…)

1,700件近くついているコメントを見ていくと、興味深い指摘も
ありつつ、明らかに記事をよく読まずに感覚的に反応している
ものもあり、記者への同情を禁じ得ない。


同じような主張でも、どこに出すか、誰に対して発信するかで
こうも反応が違うものかと今さらながら強く気づかされた次第だ。

「ブラック企業問題に関われば関わるほど、
 よく分からなくなります…」


取材をしてくださるメディアの方々皆さんおっしゃることだが、
まさにその通りなのだ。専門家の間でも「価値観」や「立ち位置」
の違いで「何をブラックとするか」の基準が異なるまま議論して
いるので、読者は混乱する
ことになる。

さらには、記事にコメントする読者も個々の価値観に基づいて
賛同したり批判したりするため、もう何が正しくて何が正しくない
のかよく分からない状態といってもいい。

そのような中でも、私としてはなんとか問題の本質を分かりやすく
お伝えし、行動のきっかけを提供していきたいと考えている。

ワタミ会長のブラック告白と、その奥にある本当の問題について。

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ワタミ創業者の渡邉会長が参院選比例代表で出馬することを
表明し、「ブラック企業の社長が…」など、いろいろと
盛り上がっている。

まずワタミがブラックかどうかについて簡単に証明しておこう。
渡邉氏がブログで

「(ワタミの残業時間)月平均は38.1時間」
「36協定で定めた上限45時間を下回っています」

と明記しているが、36協定における残業時間の「年間上限」は
360時間。本人申告通りだと38.1×12=457.2時間となり、
明らかに労基法違反となる。
はい、ブラック~

まあ厳密には「特別条項」を適用して労使で合意すれば
年720時間までOKになるが、あくまで臨時的措置であり、
「特別な事情を明確に定めその範囲内で」やらねばならない。
常態化していてはダメな決まりだ。

法的にはアウトとして、そもそも何が問題なのか。
ネット上で同社をブラックだと騒いでいる人たちの多くは、
過労自殺者まで出した同社の劣悪な労働環境を指摘している
論調が多い。
でも、私としてはそれだけだと問題を見誤る可能性が高い
考えている。

たとえば、同じように居酒屋を運営している会社で、同社以上に
ハードワークが常態化している会社を私はいくつも知っている。
しかし、その会社が名指しで批判されることはあまりない。
会社規模の違いはもちろんあろうが、それ以前の根本的なところ
に問題があるのだ。

たとえば、氏の発言にはレジェンドのごとく語り継がれている
ものがいくつかある。

「どれだけきつく叱っても大丈夫というのが信頼関係の
 バロメーター」
「ビルの8階とか9階から、『今すぐここから飛び降りろ!』と
 平気でよく言う」
「自分を犠牲にしてでも働くべき。残業代のような小さいことを
 言っているような人間はどうかと思う。少なくとも私は自分を
 犠牲にしても何事も取り組んでいる」
「途中で止めてしまうから無理になるんです。鼻血を出そうが
 ブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる。そうすれば
 その人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
「キミたちは起業家であり労働者ではない。常に自己管理し、
 苦しい環境に立たされたとき、どうすればその状況を改善
 できるか、自身で判断せよ。それができないのであれば、
 ワタミの社員としてやっていけない」

精神論的には賛同する人がいるかもしれない。
たしかに個人として自己を律していくための指針としてなら
問題ないのだが、組織マネジメントという観点で考えると
評価が異なってくる


人材マネジメントの手法として、従業員に「起業家意識を
持たせる」のはたしかに有効な方法であろう。
しかし、「起業家意識を持たせる」のと「実際に起業家扱いする」
のとではまったく意味が異なる。

あくまで社員は社員であり、職掌からも待遇・報酬面でみても、
起業家とは役割に差があるのだから。


渡邉氏は名実ともに起業家であり、起業資金をつくるために
自ら過酷な環境に飛び込んだ人物だ。佐川急便で1年働き、
300万円を貯めた(「300万稼いだ」のではなく、「300万貯めた」
のだ。この違いは大きく、氏のストレス耐性が尋常でないことが
わかる)。自分が経営する会社のためなら、何百時間の労働
だって苦ではないだろう。でも、雇われている社員にとって
同じ時間の労働はどんな意味を持つのだろうか。
社員目線で配慮できない経営者の会社は、ブラック企業だと
言われても仕方なかろう。

「起業家精神の持ち主なら」「仕事にやりがいを感じているなら」
「目標を達成するためなら」ハードワークは当然、という主張は
正論のようで、結局は経営者側の理論でもある。
「オレができたんだから、お前もやれ!」というだけでは
不十分だ。

そう考えると、問題は同社の「社内コミュニケーション」にある
ように思える。
経営方針の裏返しになるが、渡邉氏のこれまでの発言からは
「俺は自分の思ってることを、自分の言葉で言う。
 わからないヤツはいらない」
というニュアンスが個人的に感じられた。

実例として氏は教育機関での講話の際、中高生相手にも
かかわらず、社員向けの訓示的なトーンで話したことを
教職員に意見されたことがあった。
しかし、氏は逆に「学生相手だからといって手を加えるのは
本意ではない」
と聴き入れなかったのだ。

同様のことは、社内コミュニケーションでも当てはまるだろう。 
「経営者」、および「経営者視点をすでに身につけた社員」
に対してはすごく効果的な話であっても、相手によっては
まったく伝わらない、ということはあり得る。
コミュニケーションとはあくまで、相手が理解し、行動まで
落とし込めてはじめて「伝わった」といえるものだ。
どこまで「相手の立場にたったコミュニケーション」が取れて
いたのだろうか、と感じてしまう。

同社で以前起こった過労自殺事件に関して、過去同社で
人事に関わった人物はこのように言っていた。

「企業として求められる労務管理の現行法に照らすと、
 確かに課題はあったと想います。従業員としての雇用関係
 がある立場、使用者としての責任の担保としては不備も
 あったと思います。
 ミッションと、社会道義として遵守しなくてはならない要綱、
 これを同時達成する仕組み、制度を作ることが人事部門
 の責任だと思います。そういう意味においては、今回の
 悲劇を生み出した原因の根本は、人事に責任を負って
 いる人が、素人だったということに限ると思います」

いずれにせよ、同社は業界を代表する規模となった企業
として、社会的責任を果たさなければならない立場にある。
当然ながら、その位置に相応しいプロフェッショナルを
人事責任者に据えねばならなかった。
 
氏と現場をつなぐ管理職がどこまで役割を果たせていたか、
が問われるところだ。
氏の言葉を現場が理解できるように噛み砕く。一方で、
氏の行動にもフィードバックを提供できるような働きが
求められる。 


とはいえ、後者の役割は実際のところなかなか難しいだろう。 
会社がマチュアになるために必要なものだが、創業経営者に
とっては自身のパッションと相反することにもなるので、
折り合いをつけるのは明らかに困難だ。
 
しかも、氏の考えは一貫して明確であるため、いくら意見を
具申したところで「お前は何もわかってない」などと突き返される
可能性もある。ここを乗り越えられるかが、ブラックかそうで
ないかの境目かもしれない。

実際、同社より厳しい環境でも従業員がモチベーション高く
働けている組織では、その辺の管理職の働きや組織内
コミュニケーションが秀逸であるパターンが多い。この点に
ついては、また回を改めて述べていきたい。

ドライバーが残業代と有給を要求⇒社長「裏切られた。人間不信だ」⇒???

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ドライバーが残業代と有給を要求
⇒社長「裏切られた。人間不信だ」⇒???


まあ確かに運送業界は荷主の要求が厳しく、やりくりが大変
なのは分かる。しかし、業界紙がこんな労基法違反を当然の
ごとく書いてしまってはダメだろ。

記事の要旨はこうだ。

・不平不満も言わず、まじめに働いていたドライバーが
 有給休暇を要求
・代理のドライバーがおらず、有給を買い取ることで妥結
・ドライバーが不満を募らせ、これまでの未払い残業代を要求
・社長は「払えない」と突っぱね、業を煮やしたドライバーは
 荷主へ駆け込む
・社長は仕方なく、残業代の半額、250万円を支払い
・荷主から仕事を減らされる
・社長「平気で会社を裏切るドライバーに、人間不信に陥った」


…いやいや、裏切ってないから。
正当な労働者の権利を主張してるだけ。


まあブラック企業ならどこでも起こっていることだが、そんな
違法状態を糺さねばならないはずの業界専門誌が、ブラック
社長の肩を持ってはいけないなあ。

本当に問題なら、業界を挙げて法律を変える働きかけを
するなり、前向きに行動をとってもらわないと。

残業代未払い求めるドライバー「人間不信に陥る」
http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-8598.php
物流・運送・ロジスティック業界の総合専門紙「物流ウィークリー」より


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裁判は大変すぎる? ならば「労働審判」でブラック企業と戦おう

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悪質なブラック企業の被害者が訴え出るのはまず労基署だが、
事態がこじれると裁判所の出番となる。

ただ裁判となると、弁護士費用を含め数十万円の出費と、
1年以上の時間を要することになり、なかなか現実的ではない。

そこで昨今増えているのが「労働審判」だ。
「原則として3回以内で結審」し、「約2か月半で結果が出る」。
また「出頭命令への強制力」も持つのも、ブラック企業への
対抗策として有効である。


実際に、持ち込まれた事件の約8割が審判だけで解決しており、
審判が不服で裁判に移行したケースでも、和解金支払など
相当の成果を得ているものばかり。かなりの効果があることが
みてとれる。

審判では「解雇」や「賃金未払い」など重大な問題が扱われる
ことが多いが、横浜地裁で扱われた案件の中には
「職場での暴行への慰謝料」
「資格試験取得費用のピンハネ返還」
「退職後の残業手当・深夜手当請求」

などといったものもあった。

ブラック企業からの理不尽な扱いに対して、いったん泣き寝入り
すると、後々になって問題を蒸し返すことは難しくなる。
まずはこのような制度があることを知っておき、いざというときに
役立てたいものだ。

詳しくは「J-CAST」の執筆記事をご参照頂きたい。

「裁判は大変すぎる?
 ならば「労働審判」でブラック企業と戦おう」

http://www.j-cast.com/kaisha/2013/06/04176499.html

厚生労働省「イクメンプロジェクト」の推進委員に就任

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本年度から厚労省「イクメンプロジェクト」の推進委員に就任し、
昨日1回目の委員会に参加してきた。

前座長の安藤哲也氏と佐藤博樹教授は顧問として残られ、
新座長は駒崎弘樹氏。その他メンバーは渥美由喜氏、
小室淑恵氏、山田正人氏、吉田大樹氏、おちまさと氏、
越智聡氏と、分かる人には分かる男女共同参画界の
大物たちが揃った。

私としても、まだまだ根強いブラックな労働環境を
少しでも働きやすいものにするため、この方向からも
意見を発信していきたい。

駒崎氏はさすが「NPO界の核弾頭」と呼ばれるだけあり、
皆一家言あるメンバーの意見を引き出しながら、
限られた時間の中で大量の意思決定をスムースに
ファシリテートし、着実に物事を進めていく手際は
実に見事であった。

「イクメン」という言葉の認知率は向上したが、その意味や
目的、定義などまだまだ明示できていないところが多々ある。
これからプロジェクトを通して意義を地道に伝え続け、
最終的には「イクメン」という言葉がなくすことが
プロジェクトのゴールだ。

「イクウーメン」とか「ワーキングファーザー」なんて言葉が
ないのと同じレベルで。

【イクメンプロジェクト】
http://ikumen-project.jp/index.html


介護業界最大手「ニチイ学館」、弱者を食い物にするブラックな実態

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私の古巣であるグッドウィルから「コムスン」事業を継承し、
現在介護業界最大手の「ニチイ学館」。

医療介護の資格講座事業に加え、その資格取得者に職を提供
する医療事務受託でも最大手であり、「COCO塾」など教育事業も
手掛ける社会貢献イメージの強い同社だが、調査するほどに
ブラックな内情が明らかになってきた。

・故意に基本給を低くして、(基本給が算出基準となる)賞与の
 総額支給を低く抑える
・「この資格は準国家試験」など虚偽の勧誘をされた
・紹介された仕事が資格とは関係ない雑用ばかりだった
 ことを訴えたら、「まずは雑用から覚えるように」と諭され、
 2年勤めた。その経験を基に別の仕事の紹介を受けよう
 としたら「雑用しかしてないから紹介できない」と言われた

…など、同社を頼って資格取得した受講生を食い物にしている
様子がみてとれる。

さらには同社介護サービスのユーザーに対しても、要介護者
への突然のケアプラン変更、解約通知によって実質的に
見放されてしまった事例があり、裁判になっている。

弱い立場にいる顧客を見殺しにして栄えるブラック企業を
容赦するわけにはいかない。
詳しくは記事をご覧頂きたい。

「介護大手ニチイ学館、劣悪な労働環境にスタッフから
 苦情続出 悪質な賃金抑制も露呈」

http://biz-journal.jp/2013/06/post_2299.html

「介護大手ニチイ学館に訴訟、一方的なケアプラン変更
 &解約で要介護者を見放しか」

http://biz-journal.jp/2013/06/post_2300.html

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