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Channel: ドラゴンの抽斗 ブラック企業アナリスト新田龍が語る「はたらく」「しごと」「よのなか」
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先人たちが命を懸けて闘い勝ち得た選挙権を、デマや空気感で汚すべきではない。

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【都民限定ご容赦】
さて、もうすぐ参院選の投票日である。

民主党は反吐が出るほど嫌いだが、「すずきかん」だけは
落とすわけにいかない。ということで、私はすずかん氏に
投票することを宣言しておく。


我々は、派手なパフォーマンスや知名度など
「本質的ではないことに踊らされる情弱」
ではないはずだ。
政党の好き嫌いではなく、一政治家としての実績や力量で
判断すべき
なのに、すずかん氏が民主党所属であるという
だけで叩かれてる(ネット上でも、物理的にも…)のはまったく
もって理解に苦しむ。

彼はどうも地味で選挙にも弱いのだが、言い換えれば
「地に足の着いた、渋い職業政治家」である。
常に国益を考え、淡々と必要な法案をつくり、根回しをし、
着実に実行していける人物
なのだ。

民主憎しの空気感に呑みこまれ、こんな人物を通さなかった
なら、日本の教育行政は数年停滞するだろう。
その悪影響を受けるのは我々であり、我々の子供たちに
他ならない。


あまりご存じない方のために、彼の文部科学副大臣時代の実績
やエピソードを挙げておこう。

・4内閣続けての文部科学副大臣就任は歴代最多。
 官僚からの信頼も厚く、民主党政権下で最も政治主導が
 円滑に機能したと評される。また在任中は「文科省で最も
 労働時間が長い人」と言われていた

・高校無償化、希望者全員に奨学金・所得連動の返済型
 無利子奨学金制度の導入、30年ぶりの学級編制標準の
 見直し、3年間で1万人超の教員定数改善、科学研究費
 助成事業の大幅増と基金化をはじめとした文教予算増
 を実現(国交省予算を初めて上回る)

・移動は電車


大前研一氏をはじめ、三木谷浩史氏、松岡正剛氏、内田樹氏、
古田敦也氏など、多方面の実績ある人物から支持されている
ところからも、彼の人となりが窺い知れる。この雰囲気の中、
「民主党支持者」と後ろ指をさされるリスクを冒してでも支持を
表明する人々の顔ぶれ
を見るがいい。

彼が推進してきたネット選挙解禁によって、彼自身が叩かれて
いるのは皮肉としかいいようがない。この瞬間も彼をめぐるデマ
が拡散しているわけだが、こんなにネットが発達してるのに
盛大に釣られてしまう輩が多数とは、相変わらずの
愚民主主義だ。少しは情報ソースを確認して公文書を読めよ。


選挙権が「20歳以上の全ての男女」に与えられるようになった
のはようやく戦後になってからである。先人たちが命を懸けて
闘い勝ち得た選挙権を、デマや空気感で汚すべきではない。

みんな投票行こうぜ!!

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