5月6日(金)の20時40分頃、フジテレビ「ホウドウキョク」の
コーナー、「あしたのコンパス」でコメントするよ!
テーマは「勤務間インターバル制度」導入について。
従業員がオフィスを退社してから翌日に出社するまで、
一定時間を空けることを定める制度だ。
先日厚労省が、この制度を導入して就業規則に明記した
企業に対して、最大100万円の助成金を出す、という方針を
明らかにした。
これについて、「勤務間インターバル制度導入の背景」、
「労働者の勤務時間についての現状」、「制度導入で
企業への影響」、「制度導入で勤務環境は改善するか?」
についてコメントする。
ファザーリング・ジャパンが実施した「長時間労働アンケート2016」
によると、回答した109社の9割が、「労働時間の全体的な抑制
の旗ふりを政府に期待している」ことが明らかに。
やめたいと思っても、「実はあまり儲からない」「実はあまり
生産性が高くない」長時間労働合戦に陥っているのが現状。
政府主導で、日本全体で取り組む必要があるテーマなのだ。
従前、長時間労働是正のための政策といえば、「残業代の
割増率引き上げ」が議論の中心であった。
しかし、このインターバル制度など「労働時間そのものに
対する上限の設定」こそが、より実効性の高い規制として
検討されるべきである。
「あしたのコンパス」
http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive/0004/