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Channel: ドラゴンの抽斗 ブラック企業アナリスト新田龍が語る「はたらく」「しごと」「よのなか」
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人口の100倍の観光客が訪れる街

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出張の合間、以前から訪れたかった小布施を散策。

人口約1万1千人。長野県でもっとも面積が小さく、かつては過疎化
にも悩んだ街は、現在年間110万人を超える観光客が訪れる。

1970年代から民間主導で観光街づくりが進められ、古い町並み
を活かしながら新たな景観を整備する「町並み修景事業」により、
小布施では懐かしさと新しさが共存した風景を楽しめるのだ。

プロジェクトを街ぐるみで進められたポイントとして興味深いのは、
修景にかかる土地を「売買」ではなく、すべて「交換」と「賃貸」で
進めたところ。

それによって地権者は「先祖代々の土地を売らなくて済んだ」
という安心感が得られ、法人が地権者に地代を払うことで、
個人も事業に参加しやすくなったという。


・修景事業を主導した「小布施堂」周辺は、もっとも情緒が
 溢れる一角




・頭上に栗の木、足元には栗の間伐材が敷き詰められた
 遊歩道「栗の小径」。何度でも歩きたくなる風情を感じる




・栗の小径にある、週末のみ開店する和菓子店「いちむら」にて、
 季節限定「桃のおしるこ」を。


 小布施名産の桃が自家製あんと渾然一体となり、とろける
 ような旨さ


・商店のみならず、街全体からホスピタリティが感じられる。
 たとえば「オープンガーデン」。


 一般家庭などの庭が来訪者に公開され、自由に楽しむ
 ことができる


・小布施は「花のまち」とも呼ばれ、オープンガーデンはもちろん、
 そこかしこで美しい花を愛でることができる


・日本を代表するホワイト企業のひとつ「伊那食品工業」に敬意
 を表し、「かんてんぱぱ」ショップでお布施的お買いもの


・澄んだ、高い空だった




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