厚生労働省がウェブサイトで公開しているマンガ
「世代間格差の正体~若者って本当に損なの?」
に批判殺到中だ。
マンガ内で平然と語られる
「今の若い世代が豊かに暮らしている」
「受け取る年金に差があったとしても、それだけで若者が損
とは言えない」
「結婚してたくさん子どもを産めばいい」
といった論調に対して、
「これでは若者は納得しない」
「論理のすり替えだ」
などと反発の声が上がっている。
ちょうどタイミングよく、厚労省&関わりのある広告代理店の人
と話す機会があったため、「あのマンガどうなのよ」と聞いてみた。
回答の意訳としては…
「バズらせる意図をもってやった」
「これまでまったく注目されなかったので、これを機会に
注意喚起できたなら狙い通り」
「本省に苦情もきていない」
とのこと。
結局、みんなその狙い通りに踊ったわけだ。
ちょうど良い機会である。今後の年金含めた制度設計を皆で
考える動きができていけばいいではないか。
もちろんまずは、日々多忙な厚労省、および代理店の皆さん
には早く帰って家事育児を率先頂き、子育てしやすい社会を
先導して頂きたいものである。
「世代間格差の正体~若者って本当に損なの?」
http://www.mhlw.go.jp/nen…/verification/verification_03.html