2013年8月29日に放送された、NHK Eテレ「オトナへのトビラTV」
の「ブラック企業」特集回が、ご好評により3月13日にアンコール
放送された。
私はその中で「ブラック企業を見抜くには?」について語っている。
求人票をチェックする際に、ブラック企業かどうかを見抜く
手がかりがあるのだ。ポイントは以下の通り。
【採用人数が多い】
ブラックな会社の場合、辞めてしまうことを見越して、あえて
多い人数を採用することがある。目安として、現従業員数の
3割以上にあたる人員を一度に採用しようとしている場合は
無理があると考えてよい。
大量に採用して、使い捨てにするのはブラック企業の
パターンのひとつ。どんな事情があるのか調べることが大切だ。
【職種名がイメージのよい横文字】
ちゃんとした会社であれば、どんな仕事をするのか詳しく
書いてあるものだが、あえてあいまいにして「いいイメージ」を
出すことによって、人を集めようとしている意図をもった会社
がある。
たとえば「テレフォンアポインター」という職種は、
「ひたすら新規開拓の営業電話をかける係」。
あまり人気がない業界・職種で、それを言ってしまうと人が
集まらなくなることを避けたいがゆえに、このような言い回し
であいまいにしている例は多い。
イメージに流されることなく、どんな仕事なのか具体的に確認
すべきである。
【会社の特徴が抽象的】
「非常にアットホームな雰囲気で、社風が良いです」などと
アピールしている会社がある。本来であれば「技術力に
優れている」とか「お客様の評価が高い」など具体的な
アピールをするところだが、そのように「ウリにできる」ことが
ない会社の場合、「社風」とか「社員の仲がいい」といった
抽象的な点しかアピールできないことが考えられる。
【初任給がよい】
平均的な初任給(大卒の場合、約20万円)より3割以上高い
会社は、何か裏があると考えた方がいい。
たとえば激務であったり、残業代があらかじめ含まれていて、
どれだけ働いてもそれ以上支払われないケースもある。
説明会の場で質問をしてみて、その回答が誠実かどうかで
判断するのもよいだろう。
オトナへのトビラTV 「ブラック企業」特集
http://www.nhk.or.jp/otona/p2013/130829.html
の「ブラック企業」特集回が、ご好評により3月13日にアンコール
放送された。
私はその中で「ブラック企業を見抜くには?」について語っている。
求人票をチェックする際に、ブラック企業かどうかを見抜く
手がかりがあるのだ。ポイントは以下の通り。
【採用人数が多い】
ブラックな会社の場合、辞めてしまうことを見越して、あえて
多い人数を採用することがある。目安として、現従業員数の
3割以上にあたる人員を一度に採用しようとしている場合は
無理があると考えてよい。
大量に採用して、使い捨てにするのはブラック企業の
パターンのひとつ。どんな事情があるのか調べることが大切だ。
【職種名がイメージのよい横文字】
ちゃんとした会社であれば、どんな仕事をするのか詳しく
書いてあるものだが、あえてあいまいにして「いいイメージ」を
出すことによって、人を集めようとしている意図をもった会社
がある。
たとえば「テレフォンアポインター」という職種は、
「ひたすら新規開拓の営業電話をかける係」。
あまり人気がない業界・職種で、それを言ってしまうと人が
集まらなくなることを避けたいがゆえに、このような言い回し
であいまいにしている例は多い。
イメージに流されることなく、どんな仕事なのか具体的に確認
すべきである。
【会社の特徴が抽象的】
「非常にアットホームな雰囲気で、社風が良いです」などと
アピールしている会社がある。本来であれば「技術力に
優れている」とか「お客様の評価が高い」など具体的な
アピールをするところだが、そのように「ウリにできる」ことが
ない会社の場合、「社風」とか「社員の仲がいい」といった
抽象的な点しかアピールできないことが考えられる。
【初任給がよい】
平均的な初任給(大卒の場合、約20万円)より3割以上高い
会社は、何か裏があると考えた方がいい。
たとえば激務であったり、残業代があらかじめ含まれていて、
どれだけ働いてもそれ以上支払われないケースもある。
説明会の場で質問をしてみて、その回答が誠実かどうかで
判断するのもよいだろう。
オトナへのトビラTV 「ブラック企業」特集
http://www.nhk.or.jp/otona/p2013/130829.html