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Channel: ドラゴンの抽斗 ブラック企業アナリスト新田龍が語る「はたらく」「しごと」「よのなか」
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裁判は大変すぎる? ならば「労働審判」でブラック企業と戦おう

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悪質なブラック企業の被害者が訴え出るのはまず労基署だが、
事態がこじれると裁判所の出番となる。

ただ裁判となると、弁護士費用を含め数十万円の出費と、
1年以上の時間を要することになり、なかなか現実的ではない。

そこで昨今増えているのが「労働審判」だ。
「原則として3回以内で結審」し、「約2か月半で結果が出る」。
また「出頭命令への強制力」も持つのも、ブラック企業への
対抗策として有効である。


実際に、持ち込まれた事件の約8割が審判だけで解決しており、
審判が不服で裁判に移行したケースでも、和解金支払など
相当の成果を得ているものばかり。かなりの効果があることが
みてとれる。

審判では「解雇」や「賃金未払い」など重大な問題が扱われる
ことが多いが、横浜地裁で扱われた案件の中には
「職場での暴行への慰謝料」
「資格試験取得費用のピンハネ返還」
「退職後の残業手当・深夜手当請求」

などといったものもあった。

ブラック企業からの理不尽な扱いに対して、いったん泣き寝入り
すると、後々になって問題を蒸し返すことは難しくなる。
まずはこのような制度があることを知っておき、いざというときに
役立てたいものだ。

詳しくは「J-CAST」の執筆記事をご参照頂きたい。

「裁判は大変すぎる?
 ならば「労働審判」でブラック企業と戦おう」

http://www.j-cast.com/kaisha/2013/06/04176499.html


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